【読書レビュー】『生き方』 稲盛和夫
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★★☆
■タイトル:『生き方』
■著者:稲盛和夫
1932年鹿児島生まれ。59年京都セラミツク(現:京セラ)の創業者。84年に第二電電(現:KDDI)を設立。
■著者の主張
成功の理由は、才能ではなく、人間として正しいことを追求するという単純でしかし力強い指針があったから。
人間として正しいこととは、
1)魂を磨いていくこと。
人生の目的は、己の魂を磨くこと。
つまり、生まれてきた時よりもましな人間になることが、人生も目的。
2)原理原則を守ること
原理原則は「人間として正しいかどうか」。常に原理原則を守り行動を行うこと。
3)精進をすること
魂を磨くために、ど真剣に1日1日を生き抜くこと。
愚直なまでの生き様を継続することが、「名人」と呼ばれるような人になれる道である。
4)考え方を変えれば人生は180度変わる
常に前向きで建設的であること、感謝の気持ちがあり、善意に満ち、努力を惜しまないこと。
5)心に描いたものが実現するのが宇宙の原則
「思念が業をつくる」。人生は心に描いた通りになる。