【読書レビュー】『ずる 嘘とごまかしの行動経済学』 ダン アリエリー
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★★☆
■タイトル:『ずる 嘘とごまかしの行動経済学』
■著者:ダン アリエリー
<著者の主張>
あいつらはずるをする。あなたもずるをする。そして私も時々ずるをする。
<ポイント>
なぜ不正はこんなにおもしろいのか?
僕たちはことあるごとにお互いから盗もうとする。多くの人は監視の目がなければ正しいことができない。
私たちは「そこそこ正直な人間」という自己イメージを保てる水準までごまかしをする。
認知的柔軟性:この人間的能力のおかげで私たちはほんのちょっとだけごまかしをする分には、ごまかしから利益を得ながら、自分が素晴らしい人物だと思い続けることができる。
署名は道徳心が薄れないようにする予防薬として働く。
ゴルフでもビジネスでも仕事を監督しチェックする人がいないのが他にいない場合がほとんど。