【読書レビュー】『クリエイティブ人事 個人を伸ばす、チームを活かす』 曽山 哲人 (著), 金井 壽宏 (著)
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★☆☆
■タイトル:『クリエイティブ人事 個人を伸ばす、チームを活かす』
■著者:曽山 哲人
1974年横浜市生まれ。上智大学文学部英文科卒業。99年株式会社サイバーエージェント入社。2005年人事本部設立とともに本部長に就任。08年から取締役。
金井 壽宏
1954年神戸市生まれ。神戸大学大学院経営学研究科教授。MIT経営大学院博士課程終了。
<著者の主張>
人事とは人の才能を活かして会社の業績を挙げる仕事。
人事のパフォーマンスが変われば、会社の業績は変わる。
<ポイント>
サイバーエージェント人事本部のミッション「コミュニケーション・エンジン」
会社と現場の間に一貫性をもたせる。
サイバーエージェントでは新規事業を継続的に立ち上げていくことを経営方針に掲げている。
⇒2年間で100個のスマートフォン向けサービスを生み出す。
人事が現場をマーケティング(ヒアリング)する。
機能人事
⇒機能を果たすだけの人事
評価・査定はシステムではない。納得感のある対話
月に100人と話す。 ⇒現場の声を聞く。
セカンド・チャンスの事例を増やす
「挑戦した結果の敗者には、セカンドチャンスを」
しらけのイメトレ
しらけを排除する
入社2年目で16%、入社3年目で30%がマネジャー(管理職)に昇格。
新卒採用組で子会社の社長や役員を務めている人材は42名。内30人は20代。
リーダーを育てるにはリーダーをやらせるしかなく。経営者を育てるには経営をやらせるしかない。
株式会社シロク
内定者4人で立ち上げた会社。資本金1億を出資。
自分の給料は自分で決めさせる。