【読書レビュー】『「心の時代」にモノを売る方法 変わりゆく消費者の欲求とビジネスの未来』 小阪 裕司
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★★☆
■タイトル:『「心の時代」にモノを売る方法 変わりゆく消費者の欲求とビジネスの未来 』
■著者:小阪 裕司
博士(情報学)オラクルひと・しくみ研究所代表。山口大学卒業後、大手小売業、広告代理店を経て、1992年オラクルひと・しくみ研究所を設立。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論を研究・開発。
<著者の主張>
消費の変遷:胃袋を満たす時代⇒舌で味わう時代⇒頭で愉しむ時代
新たな消費「Being消費」:存在そのものの価値観や生きがい
現代人にとっての価値:心の豊かさ、毎日の精神的充足感
メンタルモデル:日々の営みの中で次第にできていく個々人の価値観や物事を解釈するルール(既成概念・固定観念)
人体:動的平衡、動きながら安定している最たるもの
モノを売らずにコトを売る:世界観を売る。バイクを売らずに、「ハーレーライフ」を売る。
<ポイント>
ル・クルーゼ:幸せを連れてくる鍋 ※数万円するが奥様方がこぞって買う
ダウニー:ハッピーにしてくれる柔軟剤
ライブナチュラル:心を豊かにする床