【読書レビュー】『行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術』 石田 淳
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★☆☆
■タイトル:『行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術』
■著者:石田 淳
社会法人行動科学マネジメント研究所所長。株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者。米国行動分析学会(ABAI)会員。日本行動分析学会会員。日本の行動科学(分析)マネジメントの第一人者。
精神論とは一切関係なく、行動に焦点をあてた科学的で実用的なマネジメント手法は、短期間で8割の「できない人」を「できる人」に変えると企業経営者や現場のリーダー層から絶大な指示を集める。
<著者の主張>
人が育たないのは、教え手が「教え方」を知らないから。
教えるとは、相手から望ましい行動を引き出す行為
<ポイント>
子供も大人も認められたくて、成長する。
最初から仕事の話をしてはいけない。最初は誰でも答えられる簡単な質問から。
離職率はコミュニケーション量に反比例している。(大切なのは回数)
部下の動機や目標を把握する。
自分の成功談ではなく失敗談を話す。
出来る人の仕事ぶりを徹底的に「分解」する
優秀なリーダーは翻訳作業ができる
「叱る」は◯、「怒る」は☓。叱った後はフォロー
「プロンプト」行動の補助、「フェイディング」補助を外す。