【読書レビュー】『障害者のリアル×東大生のリアル』 野澤 和弘
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★☆☆☆
■タイトル:『障害者のリアル×東大生のリアル』
■著者:野澤 和弘
1959年静岡県熱海市生まれ
1983年早稲田大学法学部卒業
1983年毎日新聞社入社。2007年から夕刊編集部長
<著者の主張>
<ポイント>
ALS
呼吸器をつけずに、死を選択する人は全体の7割
「なんのために生きているんだ?」と思った
「症状が進行する間に、何回も何十回も自殺しようと想いました。けれど気がついたら自殺をすることもできない身体になってしまいました。」
「ALSになる前は仕事のことばかり考えていました。通勤するときも、早く仕事場につくことが何より大事でした。今になって、もっと外の世界を感じておけばよかったと想います。日の光や風の感触、地面を踏みしめる足の感覚。発症前は考えてもいなかったような当たり前のことが今ではとても恋しいのです」
「心の自由と身体の自由、どちらかをとるとしたら、迷いなく心の自由をとります」
「生きる意味とは?」という質問には「生きることを選んでから、生きる意味を考える」
障害者の声「知ってほしい」