【読書レビュー】『人事評価はもういらない 成果主義人事の限界』 松丘 啓司
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★★★
■タイトル:『人事評価はもういらない 成果主義人事の限界』
■著者:松丘 啓司
エムアイアソシエイツ株式会社代表取締役
東京大学卒業後、アクセンチュアに入社。ヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティブコミッティメンバーを歴任後、2005年エム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立。内発的変革をテーマにダイバーシティ&インクルージョン、ピープルマネジメント、キャリア開発、経営意思決定などの領域でコンサルティング。
<著者の主張>
<ポイント>
No Ratings:カルビー
人事考課をやめて、全社員が上司と部下でCommitment&Accountabilityという年度目標を結んでいる。社内イントラに掲載。
この20年間でコラボレーションが必要な仕事は50%増加した。
メンバー同士の連携が求められると社員をランク付けする年次評価はコラボレーションの阻害要因となる
数値によってランク付けされると人は学習や成長に対してネガティブになる「硬直的なマインドセット」
パフォーマンスマネジメントの原則
リアルタイム
未来志向
個人起点 会社から目標をあたえるのではなく
強みの重視
コラボレーション促進
マネージャーがメンバーを理解することから始める
日本企業は年功序列だったので評価制度がなかった