【読書レビュー】『父と子』 И.С. ツルゲーネフ
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★☆☆☆☆
■タイトル:『父と子』
■著者:И.С. ツルゲーネフ
ロシア中部の大地主の家に生まれ、モスクワ大学、ペテルブルグ大学に学ぶ。
近代日本文学に大きな影響を与える。
<著者の主張>
ニヒリストについて
<ポイント>
ニヒリズムについて
1)何も信じられない事態に絶望し、疲れきったため、その時々の状況に身を任せ、流れるように生きるという態度(弱さのニヒリズム、消極的・受動的ニヒリズム)。
2)すべてが無価値・偽り・仮象ということを前向きに考える生き方。つまり、自ら積極的に「仮象」を生み出し、一瞬一瞬を一所懸命生きるという態度(強さのニヒリズム、積極的・能動的ニヒリズム)。