【読書レビュー】『抜擢される人の人脈力―早回しで成長する人のセオリー』 岡島 悦子
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★☆☆
■タイトル:『抜擢される人の人脈力―早回しで成長する人のセオリー』
■著者:岡島 悦子
株式会社プロノバ代表取締役社長。ヘッドハンター。ハーバード大MBA。
三菱商事、マッキンゼーを経て、2002年グロービス・グループ経営人材紹介会社、グロービス・マネジメント・バンク立ち上げに参画。2005年より代表取締役。2007年「経営のプロ」創出のシンクタンクであるプロノバを設立。
<著者の主張>
<ポイント>
個人の市場価値を高めるキーワードは「抜擢される機会を創出する力」
戦略的に抜擢を呼びこむ努力をすべき。
⇒能力開発・人脈構築
人脈構築:意欲と能力のある人が、自分の力を最大限に活かせるような機会を獲得することを目的に行うもの
変革をもたらす異能の人材が必要
人脈スパイラル
1)自分にタグをつける
2)コンテンツ(実績)をつくる
3)仲間を広げる
4)自分情報を流通させる ※何かの時に自分を思い出してもらうようにする
5)チャンスを積極的に取りに行く
人脈レイヤーをあげる
自分の視点で考えていても、自分の特殊性はわからない。
自分が何屋なのかはっきりさせる。
戦略的人脈でゼロから130億円の出資金が集まる。
ライフネット生命岩瀬さんあすかアセットマネジメントリミテッドCEO谷家衛さん「君がベンチャーをやるなら絶対に成功する。お金なら僕がだすよ。」
人脈には作っていくプロセスにこそ、大きな意味がある
抜擢には自薦ではなく他薦が必要
タグはWill、Skill、Valueで考える
リンクアンドモチベーション社長小笹芳央氏 ⇒究極のひとたらし
オールアバウト社長江幡哲也氏 ⇒新規事業の立ち上げ屋 ※リクルート時代
八面六臂:ひとりで多方面にわたる、または何人分もの、働きをしてのけること。
ビジネスの心肺機能を鍛える
・脳に汗をかくくらいに頭を使う
・ビジネス上の修羅場を経験する
・自分の名前で仕事をする