【読書レビュー】『戦略人事 - DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★☆☆☆
■タイトル:『戦略人事 - DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー』
■著者:
<著者の主張>
戦略人事のすすめ。
CHROは経営者(CEOとCFO)と 一体となるべき
<ポイント>
今人事がすべき5つのこと
1)アジェンダを設定する 上からの指示ではなく自ら設定する必要がある
・採用:面接の体系化と面接官の育成
・就業規則の弾力的な調整:フレックスタイムや自宅勤務の導入
・業績管理:上司と部下の話し合いの場の設定
2)今この場で重要な問題に集中する 慣行に流されない
3)事業の知識を得る
4)財務メリットを強調する 施策の投資対効果を知る
5)時間の無駄になる施策から手をひく
藤田晋:
「市場で儲かりそうな事業領域に参入する戦略を立てるより、いい人を集めてその人たちが面白がることをやった方がはるかに成功率が高い」
「CAJJプログラム」各事業を利益規模に応じて昇格、降格、事業撤退の基準を明文化したものでJ1からJ10 までの10段階が定められている。其の範囲で自由に子会社をつくる。
文化を大切にするから大型買収はしない。
終身雇用・新卒採用を標榜する
二駅ルール
会社から二駅以内に住めば月額三万円手当
離職率8%
■配偶者の勤勉性が出世に影響する
「性格の五大因子」(協調性・外向性・情緒安定性・勤勉性・経験への開放性)のうち配偶者の性格因子のうち社員の仕事にとって重要なのは唯一勤勉性だった。
1)勤勉な配偶者は家事や家計のやりくりの多くを担うため仕事に集中しやすい。あるいは英気を養いやすい。
2)勤勉な配偶者をもつ社員は結婚生活に満足しているため、精神的に仕事に打ち込みやすい。
3)配偶者から勤勉さを見習う傾向にある
■用語
フレネミー:友達の顔をした敵