【読書レビュー】『RMS 人事の役割3.0』
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
http://www.recruit-ms.co.jp/research/journal/pdf/j201010/m22_all.pdf
■お薦め度:★★★☆☆
■タイトル:『RMS 人事の役割3.0』
■著者:
<著者の主張>
<ポイント>
■役割 1.0 の時代
「終身雇用」「年功序列」からなる日本型人事・賃金
従業員を“人”基準でとらえてその年齢・能力を年功により画一的に管理し、全員をできるだけ平等にマネージすることを目指す色合いが強かった。
■役割 2.0 の時代
社外競争力強化のためコスト生産性を管理して経営の効率性を高めることにあった。
従業員が組織だけでなく仕事に対してコミットする意欲を高め、課題の達成を動機づけ、企業業績の向上につなげる「成果主義」が採用されることになる。
■ 役割 3.0 とは何か
モチベーション3.0のポイントは3つ
キーワードは「自律性」「熟達」「目的」の3つだ。重要なのは、人々を縛るよりも解放すること。時間や場所ではなく、「なぜ働くのか」「なんのために生きるのか」といった目的を共有することにある。
MBB
(Management by Belief「思いのマネジメント」)と名付けた。MBBを推進することが人事の主要な役割なのである。