【読書レビュー】『7つの習慣-成功には原則があった!』 スティーブン・R. コヴィー
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★☆☆
■タイトル:『7つの習慣-成功には原則があった!』
■著者:スティーブン・R. コヴィー
フランクリン・コヴィー副会長。
世界各国の政府や企業リーダーに対して、広くコンサルタントとして活躍中。
<ポイント>
自らの心を熱心に探せ。その中から命の泉は出ずるからである。
見方があり方を変える。(パラダイム転換)
インサイド・アウト:内面を変えることで、行動が変わる
習慣は太い縄のようなものだ、毎日一本ずつ糸をよりつづけるとやがてそれは断ち切れないほどのものになる。
習慣の3つの要素:知識、スキル、やる気
ステップ:依存⇒自立⇒相互依存
環境の輪と影響の輪
⇒影響の輪を広げよう。
成功は失敗の彼方にある。
自己リーダーシップ
⇒目標はただしく、目標を間違えば間違えた目標に一歩一歩近づくだけ。
全てのものは2度つくられる
⇒知的な第一次創造、物的な第二次創造。
リーダーシップとマネジメント
リーダーシップは第一の創造。マネジメントは第二の創造。
目的を持って始める最も簡単で大きな効果をもたらす方法の一つは、ミッション・ステートメントを書くこと。
右脳を活用する2つの方法
1)視野を広げる ⇒活動の基礎は愛
2)イメージ化と自己宣言 ⇒毎日数分 身体と心を完全にリラックス
役割と目標を決める
誠実さとは、言い換えれば自分自身におく価値のレベル
成功者の共通点は、成功していない人たちが嫌がることを実行に移す習慣を身につけていること。
時間管理のマトリックス:緊急度と重要度
デレゲーションの支点
デレゲーション(人に仕事を任せること)でより少ない入力で多くの出力を生み出せることができる。
完全なデレゲーションは、手段ではなく結果に焦点を合わせている。
信頼は人間にとって究極の動機づけ。それは人の最善の姿を引き出す。 ⇒時間と忍耐が必要
真の自尊心は、自らを支配する力、真の自立からくるものである。
自立とは努力して達成するもの
信頼残高をつくる6つの大切な預け入れ
1)相手を理解する。
2)小さなことを大切にする。
3)約束を守る。
4)期待を明確にする。
5)誠実さを示す。 ⇒悪口を言わない
6)引き出しをしてしまったときは、誠意をもって謝る。
感情移入のコミュニケーション ⇒心には理性でわからない理屈がある。
第一段階:相手のいうコトを繰り返す
第二段階:話の中身を自分の言葉に置き換える
第三段階:相手の感情を反映する
第四段階:内容に自分の言葉で言い、同時に感情を反映する。(第二段階+第三段階)
人に影響を与える鍵は人に影響されること
■用語
ピグマリオン効果:期待にあわせて、人が成長しようとすること。