【読書レビュー】『コミック版 9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』 福島 文二郎
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★☆☆☆
■タイトル:『コミック版 9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』
■著者:福島 文二郎
JSパートナー株式会社代表。東京ディズニーランドがオープンした1983年に第一期の正社員としてオリエンタルランドに入社。2007年の退社までディズニーの研究を100プログラム以上開発する。2009年にJSパートナー株式会社を設立。
<著者の主張>
東京ディズニーリゾートには、毎年推定4000万人ものゲストが訪れる。東京ディズニーランドのリピート率98%世界一。ディズニーでは、約1万8000人のアルバイトを常に雇用し、毎年半分近い9000人くらいが退職し、年間3回3000人近いアルバイトを採用している。
アルバイトの出入りが激しいにも関わらず、ディズニーが非常に高いクオリティで楽しさを提供できるのは、「人は経験で変わる・育つ」の信念のもと、人を育てる堅実な仕組みのおかげである。
<ポイント>
人は「自分が扱われたように人を扱う」 バイトの態度は上司の鏡
行動の優先順位:SCSE
Safety(安全性)、Courtesy(礼儀正しさ)、Show(楽しさ)、効率(Efficiency)
リーダーシップの2つの要件:
1)ホスピタリティ・マインドをもっていること
2)自分が模範になること
仕事を成果だけに注目しない
思いやりは行動しなければ伝わらない
現場のモチベーションを高めるには
1)いつも笑顔で
2)アイコンタクトをとって
3)挨拶を交わしている度合いが非常に高い
自らで行動し、良い所はすぐに褒める
仕事を任せることで、人は育つ
FBで自信をもたせる