【読書レビュー】『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』 堀江 貴文
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★★☆
■タイトル:『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』
■著者:堀江 貴文
1972年福岡県八女市生まれ。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときにインターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて近鉄バッファローズやニッポン放送を買収。2006年に証券取引法違反で逮捕。
<著者の主張>
失敗をしても「ゼロ」に戻るだけ、一歩を踏み出すことを恐れずに前へ進もう。
堀江さんにとって、働く意義:働いていればひとりにならずにすむ、誰かとつながり、社会とつながる。生きる実感と人としての尊厳を取り戻すことができる。(独房から開放されて)
掛け算を目指さず、足し算から始めよう。(他力ではなく、自力をつける)
<ポイント>
勉強について:無駄な知識はあるかもしれないが、周囲の大人を説得し、自分で自分の道を切り開く最強のツール。
自信について:恋愛も新規事業も起業も同じ。自信を形成するための「経験」が圧倒的に必要。⇒行動が必要
経験について:経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされる。
チャンスについて:チャンスを見極める目なんて必要ない。少しでも面白いとおもったら躊躇せず飛び込むべき。
起業した際に:とにかくスピードを意識した
金について:お金(給料)はもらうものではなく、稼ぐもの。
やりがいについて:やりがいは見つけるものではなく、自らの手でつくるもの。
やりたいことについて:やりたいことがないのは、最初から「できっこない」とあきらめているから
考えるについて:「悩む」と「考える」の間には、決定的な違いがある。人は悩もうと思えばいくらでも悩める。
努力について:努力をしようとする必要はない。成果を出そうとすればよい。