【読書レビュー】『エッセンシャル思考』 著グレッグ・マキューン 訳高橋璃子
このブログでは、毎回自身で読んだ本について、その内容と骨子をまとめたものを掲載していくものである。
■お薦め度:★★★★☆
■タイトル:『エッセンシャル思考』
■著者:グレッグ・マキューン
シリコンバレーのコンサルティング会社THIS Inc.のCEO。
■著者の主張
世の中には、エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考がある。
非エッセンシャル思考の人は他人からお願いされると、すぐにやってあげなければと考え、業務に忙殺されてしまう。
エッセンシャル思考は、本当に自分がやりたいこと、やるべきことのみを選択しておこない、それでいて結果として他人からの評価も高い。
また、エッセンシャル思考になるために「見極める」「捨てる」「仕組み化」の3段階を説明している。
「見極める」
考える時間をとる。
集中できる環境をつくる。
遊び(楽しみ)を持つ。
8時間以上の睡眠をとる。
「捨てる」
目標を決める。
断固として上手に断る。
自分の人生を編集する。
境界線を明確にする。
「仕組み化」
バッファをとるようにする。
ボトルネックになっていることをやめる。
小さなことを継続する。
ONとOFFの集中を使い分ける。
■良いと思った言葉
「他人の期待に合わせるのではなく、自分に正直に生きる勇気がほしかった。」
オーストラリアのホスピスで死を迎える患者のもっとも多かった後悔。
「本当に重要なものはほとんどない。」
確かに普段仕事をしていても、結局そんなに大事でないことにエネルギーと時間をかけてしまうことがある。
「トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできない。」
人生は常に選択を迫られてりる、自覚して、自分で人生を選択する人間にならなければいけない。